弊所でよくご依頼いただく事例について、ご紹介いたします。
内容証明で貸したお金を回収した事例
ご依頼者様は、友人に対して口約束で30万円を貸し付けたものの、約束の返済期限を過ぎても返金されず、困ってご相談にいらっしゃいました。当事務所では、金銭消費貸借契約の事実関係を丁寧にヒアリングし、返済期限・貸付日・振込記録などをもとに、内容証明郵便を作成。心理的プレッシャーを与える効果を狙って、法的根拠と請求額、支払期日を明記した上で発送しました。その結果、相手方から連絡が入り、分割ではあるものの、全額の返済に合意。2か月で完済されました。「口約束だったので諦めかけていたけれど、内容証明で一気に状況が動いた」とご満足いただけました。
不仲な彼氏に対して、交際終了を告げる事例
依頼者様は、同棲中の交際相手との関係が悪化し、精神的に限界を感じておられました。直接の話し合いでは感情的になることが多く、別れ話すらできない状況。そこで当事務所が、交際終了の意思を正式に伝えるための内容証明郵便を作成しました。単なる別れ話ではなく、「これ以上の連絡や接触を求めない」という法的なニュアンスを加え、冷静かつ毅然とした文面に。相手方は当初動揺した様子でしたが、代理人を通じた対応を求めたことで騒動は沈静化。引越しの手続や荷物の引き渡しもスムーズに進みました。「法的な文書で距離を取れて、ようやく前に進めました」と感謝のお言葉をいただきました。
業務委託代金の支払いを求めて回収に成功した事例
フリーランスの依頼者様が、業務委託で制作したWebデザインの納品後、報酬の未払いが続いていたケースです。依頼者様は、相手企業と個別契約書を締結しておらず、不安を感じながらも当事務所に相談。業務内容の証拠(メール履歴・制作物・納品報告など)を整理し、報酬の支払義務があることを明記した内容証明郵便を送付しました。相手方は受領後に弁護士を通じて連絡してきましたが、こちらの請求内容に異議はなく、2週間以内に全額が入金されました。ご本人からは「法的に整理してもらえたことで、自分の主張に自信が持てた」とご評価いただきました。