信じてたのに裏切られた!マッチングアプリの既婚者トラブル、慰謝料請求を成功させるには?

はじめに

マッチングアプリでの出会いが一般的になった現代、素敵な出会いを期待する一方で、残念ながら「独身」を偽って交際する既婚者も存在します。東京都江東区のリーリエ行政書士事務所にも、こうした被害に関するご相談が後を絶ちません。

「まさか自分が騙されるなんて」「もう誰を信じたらいいのかわからない」…そうした深い心の傷を抱えているあなたへ。本記事では、マッチングアプリで既婚者と知らずに交際してしまった場合でも慰謝料請求は可能なのか、請求に必要な証拠、相手の住所が不明な場合の対応、そして具体的な請求方法まで、あなたの疑問を解消し、次の一歩を踏み出すための情報をお届けします。

既婚者と知らずに交際しても慰謝料請求はできる?

「既婚者だと知らなかった私にも責任があるのでは…」そう不安に思うかもしれません。しかし、ご安心ください。交際相手が既婚者であることを知らなかった場合、あなたは「騙されていた被害者」としての立場になります。

この「騙されていた」という事実が重視され、慰謝料の請求が認められるケースがほとんどです。これまでの裁判例では、数十万円から100万円を超える慰謝料の支払いが命じられた事例も少なくありません。

慰謝料の金額は、交際期間の長さ、あなたが受けた精神的苦痛の度合い、そして相手の悪質性(どれだけ巧妙に独身を装っていたかなど)によって変動します。あなたが被った精神的なダメージに対し、法的措置を通じて「けじめ」をつけることは十分に可能です。

慰謝料を請求するために必要な証拠とは?

慰謝料請求を成功させるためには、客観的な証拠を集めることが非常に重要です。特に重要なのは、あなたが「相手が独身だと信じていた」こと、そして「真剣な交際関係だった」ことを裏づける証拠です。

具体的には、以下のようなものが有効な証拠となります:

  • LINEやメールのやり取り相手が独身を匂わせる発言(「結婚したい」「将来を考えている」など)や、夫婦関係を否定する内容、二人の交際をうかがわせる内容。

  • 音声データ相手との会話を録音したもの(独身発言、交際の内容など)。

  • 写真や動画二人で写っている写真、デート中の動画、旅行の写真など。

  • プレゼントや贈り物相手からもらったプレゼント、贈ったプレゼントのレシートなど。

  • ホテルの利用履歴ラブホテルやシティホテルの利用明細、予約記録など。

  • その他相手の既婚が発覚した経緯(相手の奥様からの連絡など)の記録も、その後の請求の有効な証拠となります。

これらの証拠をできるだけ多く集め、「本気の恋愛関係だった」と第三者にも説明できるような資料を揃えることが、慰謝料請求を有利に進める鍵となります。

相手の住所が分からない場合の対処法

慰謝料請求の意思を正式に伝える手段として「内容証明郵便」がありますが、これを送るためには相手の正確な住所が必要です。もし相手の住所が分からない場合は、以下の方法を検討しましょう。

  • 探偵事務所への調査依頼費用はかかりますが、相手の住所や勤務先を特定する有効な手段です。慰謝料をしっかりと請求し、あなたの権利を守るための「投資」として検討する価値は十分にあります。

  • 情報収集マッチングアプリでのやり取り、LINE、SNSなど、これまで相手と交わした情報の中に、住所の手がかりとなるヒントが隠されている可能性があります。例えば、通勤路、最寄駅、勤務先の話題、よく行く場所など、些細な情報でも集めてみましょう。

ご自身での調査が難しい場合は、専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。

慰謝料請求の方法と具体的な流れ

慰謝料を請求する一般的な流れは以下の通りです。

  1. 内容証明郵便の送付まずは、行政書士に依頼して内容証明郵便で慰謝料請求書を作成・送付します。これにより、あなたの意思を正式に相手に伝えることができます。

  2. 相手の反応の確認内容証明郵便を受け取った相手が、示談に応じるかどうかを確認します。

  3. 示談交渉相手が示談に応じる場合は、慰謝料の金額や支払い方法について交渉を行います。

  4. 示談書・合意書の作成交渉がまとまったら、後々のトラブルを防ぐためにも、示談書や合意書として書面に残します。この作成も行政書士に相談できます。

もし相手が示談に応じない場合や、話し合いが進まない場合は、調停や少額訴訟といった次のステップを検討することになります。行政書士は内容証明郵便の作成までサポート可能ですが、裁判手続きに関しては弁護士に相談することになります。

泣き寝入りしないためにまず相談を

「もしかしたら私にも責任があるのかも…」と、自分を責めてしまう必要は一切ありません。騙された側に非はなく、あなたは被害者です。

相手と直接連絡を取ってしまうと、精神的な負担が増したり、不利な状況に追い込まれたりする可能性もあります。まずは一人で抱え込まず、専門家へ相談することが最も重要です。

リーリエ行政書士事務所では、マッチングアプリで既婚者に騙された被害女性の気持ちに寄り添いながら、法的な対応を通じて、あなたの未来をサポートします。

まとめ:あなたの尊厳と未来を守るために

裏切られたという事実は、決してなかったことにはできません。しかし、法的対応を通じて相手に「けじめ」をつけさせることで、あなたの尊厳と未来を守ることは可能です。

泣き寝入りせず、相手に誠意を問い、慰謝料請求という手段を前向きに考えてみてください。まずは、これまで集めてきた証拠を整理することから一歩ずつ行動を始めましょう。

もし、どのように進めていけば良いか分からない場合は、ぜひ一度、私たちリーリエ行政書士事務所にご相談ください。あなたの状況に合わせた最適なサポートをご提案いたします。

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