長湯温泉のグルメ・散策スポットを堪能できるおすすめの巡り方を徹底解説

「長湯温泉、どんなところ?」「温泉街で何を食べればいい?」と気になって検索されている方へ。このブログでは、大分県竹田市にある長湯温泉の温泉街をぐるりと歩きながら楽しめるグルメ・散策スポットを、実用的な情報とともにご紹介します。

芹川(せりかわ)のせせらぎを聞きながら歩く温泉街には、世界屈指の炭酸泉、フォトジェニックな建築、地元の食材を活かしたごはんやカフェが凝縮されています。日帰りでも、一泊してゆっくりでも、それぞれの楽しみ方で「長湯らしさ」を味わえる場所です。

この記事を読めば、どこに寄って・何を食べて・どう回れば満足できるかが丸ごとわかります。ぜひ旅の計画に役立ててください!

長湯温泉とは?日本一の炭酸泉が湧く温泉街

長湯温泉は、大分県竹田市直入町に位置する小さな温泉地です。「世界屈指の炭酸泉」として名高く、温泉に含まれる炭酸ガスの濃度は国内トップクラス。1934年、文豪・大佛次郎(おさらぎじろう)が「これぞ、ラムネの湯だぜ」と紹介したことで全国にその名が知られるようになりました。

温泉街は芹川沿いに旅館や日帰り温泉、飲食店がひっそりと並ぶ、のどかな風景。派手な看板や喧騒とは無縁で、大人がゆったりと過ごすための温泉地という雰囲気が漂います。湯治文化が今も根付いており、何日もかけてじっくりお湯に浸かりに来るリピーターも少なくありません。

長湯温泉の基本データ

所在地 大分県竹田市直入町長湯
泉質 含二酸化炭素-炭酸水素塩泉(世界屈指の天然炭酸泉)
特徴 肌に銀色の泡がまとわりつく"ラムネの湯"。血行促進・美肌効果が高い
アクセス JR豊後竹田駅よりバスで約40分/大分駅よりバスで約80分/朝地ICより車で約50分

長湯温泉はアクセスに少し時間がかかりますが、だからこそ訪れたときの「秘境感」と「静けさ」が格別です。一度来ると、その独特の雰囲気にまた来たくなるリピーターが多いのも納得です。

まずはここ!長湯温泉の定番スポット

①ラムネ温泉館 ── 長湯の象徴・炭酸泉を体験

長湯温泉を語る上で外せない施設が、ラムネ温泉館です。建築家・藤森照信氏が設計した焼き杉と漆喰を組み合わせた三角屋根の建物は、のどかな田園風景の中でひときわ目を引くユニークな外観。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような雰囲気です。

お湯は32℃のぬるめの露天風呂と、42℃のにごり湯の内湯の2種類。32℃の露天に浸かると、全身にシュワシュワと銀色の泡がまとわりつく体験ができます。この泡の正体は高濃度の炭酸ガスで、血流増大・新陳代謝の活発化・デトックスなどの効果があるとされています。ぬるめのお湯なので長湯でき、内湯と交互に入ることで温浴効果がさらに高まります。

住所 大分県竹田市直入町長湯7676-2
営業時間 10:00〜22:00
定休日 第1水曜日
料金 大人500円/小人(3歳〜小学生)200円/3歳未満無料
TEL 0974-75-2620

館内には2階に美術館(入場無料)もあり、長湯温泉ゆかりの画伯・高田力蔵氏の作品や、文豪・川端康成氏の書が展示されています。また、オリジナルの炭酸サイダーも販売されているので、湯上がりにシュワっとひと口どうぞ。

※シャンプー・ボディソープの備え付けはありませんので、必要な方は持参してください。

②芹川沿いの散策 ── のんびり歩くだけで癒される

温泉街の真ん中を流れる芹川は、長湯散策のメインストリートです。川のせせらぎを聞きながら、旅館やお店が並ぶ道をのんびり歩くだけで、日常のざわめきがすっとほぐれていく感覚があります。

芹川には小さな橋がいくつかかかっており、橋の上から川を眺める景色もまた風情があります。旅館の外湯が川沿いに建ち並ぶ様子は、いかにも温泉街らしい趣。春は桜、秋は紅葉と、季節ごとに異なる表情も楽しめます。

散策の目安距離は温泉街全体で徒歩30〜40分ほど。気になるお店を覗きながら、ゆっくりと歩くのがおすすめです。

③ガニ湯(共同露天風呂) ── 芹川に湧く無料の野趣あふれる湯

芹川の河原に湧くガニ湯は、囲いのない開放的な露天風呂。川のすぐそばで、まさに大自然の中に浸かる野趣満点のお湯です。混浴・無料で利用できますが、道路から丸見えになるため、水着着用を強くおすすめします。

「長湯温泉らしい体験」として多くの旅行者が訪れる人気スポット。ラムネ温泉館とあわせて立ち寄ってみてください。

長湯温泉で食べたい!地元グルメガイド

長湯温泉の食を語るうえで欠かせないのが、竹田市ならではの山の幸・川の幸です。近隣の清流で育ったエノハ(ヤマメ)、大分の郷土料理だんご汁、ブランド牛・豊後牛……。温泉と同じくらい、食にも「長湯らしさ」が凝縮されています。

【長湯の名物グルメ】まず知っておきたい3つ

① エノハ(ヤマメ)料理長湯温泉周辺の清流で育ったエノハ(ヤマメ)は、長湯を代表するグルメのひとつ。塩焼き、唐揚げ、姿揚げなど調理法もさまざまで、頭からかぶりつける姿揚げは香ばしくてやみつきになります。淡水魚ならではの繊細な風味を、ぜひ味わってみてください。

② だんご汁(だご汁)大分県の代表的な郷土料理。小麦粉を練って平たく伸ばしたもちもちの「だんご(だご)」を、味噌仕立ての汁に入れた温かい一品です。体の芯から温まる素朴な味わいは、温泉の後にぴったり。地元のお母さんの手作りの味を、ぜひレストランで楽しんでみてください。

③ 豊後牛大分県のブランド牛・豊後牛は、きめ細かな肉質とやわらかな旨みが特徴。長湯温泉の旅館レストランでも豊後牛を使ったステーキや陶板焼きが提供されており、ご馳走感のある食事を楽しめます。

食事処せり川(かじか庵)── 地産地消の定番レストラン

長湯温泉の旅館「かじか庵」に併設された食事処せり川は、宿泊者以外でも利用できるレストランです。芹川のほとりに佇む落ち着いた雰囲気の中で、エノハの塩焼き・唐揚げを楽しめる「エノハ御膳」や、大分名物のとり天、だんご汁など地元食材を活かしたメニューが揃っています。

ワラビやゼンマイなど山菜も季節ごとに登場し、「都会では食べられない自然の味」を求めるリピーターに人気です。ランチ利用がおすすめです。

住所 大分県竹田市直入町大字長湯7676-2
TEL 0974-75-2620(かじか庵)
備考 全席禁煙。オープンデッキで喫煙可。最新メニュー・営業情報はかじか庵公式サイトをご確認ください

湯上がりの一杯に!炭酸サイダーと地元ドリンク

長湯温泉の炭酸泉にちなんだ炭酸サイダーは、お土産・その場飲みどちらにも人気のアイテムです。ラムネ温泉館でも販売されており、お湯から上がった後にキンと冷えたサイダーをぐいっと飲む、至福のひとときを体験してみてください。

また、長湯温泉では飲泉(おんせんを飲むこと)も体験できます。ラムネ温泉館の中庭にも飲泉所があり、甘みのない炭酸水のような不思議な味わいの温泉水を試すことができます。胃腸の働きを整える効果があるとされており、「体の中から温泉を楽しむ」という体験もぜひ。

モデルプラン:日帰りで楽しむ長湯温泉散策コース

長湯温泉を初めて訪れる方向けに、日帰りで無理なく楽しめるモデルプランをご紹介します。

時間 スポット・行動
10:00 長湯温泉に到着。まず芹川沿いの温泉街をぶらぶら散策してお店の場所を確認
10:30 ラムネ温泉館でひと風呂。32℃の炭酸泉と42℃の内湯を交互に楽しむ(60〜90分)
12:00 食事処せり川(かじか庵)でランチ。エノハ御膳やだんご汁で地元の味を堪能
13:30 ラムネ温泉館でオリジナル炭酸サイダーを購入。飲泉所で温泉水も体験
14:00 芹川沿いを散策。ガニ湯を見学(時間があれば入浴)。川沿いの景色を楽しむ
15:00 温泉街周辺をのんびり歩き、お土産をチェック。もう一度温泉に入ってもよし
16:00〜 帰路へ。余裕があれば周辺の竹田市内(岡城跡など)に立ち寄りも

所要時間の目安は5〜6時間。「温泉にゆっくり入って、地元のごはんを食べて、のんびり散策する」というシンプルなプランが、長湯温泉の魅力を一番引き出してくれます。

長湯温泉を楽しむ3つのコツ

  • シャンプー・タオルは持参を。ラムネ温泉館にはシャンプー・ボディソープの備え付けがありません。バスグッズを入れた小さなポーチを持参すると便利です。
  • 時間に余裕を持って。炭酸泉は長湯向きのぬるいお湯なので、気づけば長時間浸かってしまいがち。スケジュールに余裕を持っておきましょう。
  • 平日訪問がベスト。週末は混雑することもあるため、ゆったり過ごしたい方は平日がおすすめです。特にラムネ温泉館の露天風呂は週末午後は混み合う傾向があります。

長湯温泉と周辺の見どころ

長湯温泉は竹田市の中にあり、周辺にも見どころが点在しています。温泉散策とあわせて立ち寄ると、旅がぐっと充実します。

岡城跡(竹田市中心部)

「荒城の月」の作曲家・瀧廉太郎が着想を得たといわれる史跡。断崖絶壁の上に広がる石垣が圧巻で、春の桜・秋の紅葉シーズンは特に見事な景色が広がります。長湯温泉から車で約25分。

長湯温泉「しだれ桜の里」

2026年春に新たにオープンした観光スポット。長湯温泉エリアに整備されたしだれ桜の名所で、春の花見シーズンに賑わいをみせます。長湯温泉からのアクセスも良く、温泉散策と組み合わせて楽しめます。

慈恩の滝(玖珠郡九重町)

日本の滝100選にも選ばれた大滝。長湯温泉から車で約40分ほどで、観光ドライブのついでに立ち寄るのにもちょうどよい距離感です。

長湯温泉へのアクセスと駐車場

電車・バスでのアクセス

  • 大分駅 → 竹田市営バス「長湯温泉」行き → 長湯温泉バス停下車(約80分)
  • JR豊後竹田駅 → バス → 長湯温泉(約40分)
  • 長湯温泉バス停からラムネ温泉館まで徒歩約10分

車でのアクセス

  • 大分自動車道「朝地IC」より約50分
  • 湯布院ICより約45分

駐車場について

ラムネ温泉館には約30台分の無料駐車場があります。週末や連休は混雑することがありますが、温泉街全体がコンパクトなため、近隣の旅館駐車場や路肩スペースも活用できます。日帰り観光の場合はラムネ温泉館の駐車場を基点にして散策するのがおすすめです。

移住・定住に興味が湧いたら

長湯温泉を訪れると、その静けさと豊かな自然環境に「こんな場所で暮らしたい」という気持ちが芽生える方も少なくありません。竹田市は大分県内でも特に自然が豊かで、移住者の受け入れにも積極的な地域です。

地方への移住や二拠点生活を本気で考え始めると、住民票の移動・農地の取得・建物の用途変更など、さまざまな行政手続きが発生します。「どこに相談すればいい?」と迷われた際には、行政書士への相談が一つの選択肢です。手続きを整理してスムーズに新生活をスタートするためのサポートを受けることができます。

竹田市・長湯温泉エリアへの移住・定住に関連する行政手続きでご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

まとめ:長湯温泉散策・グルメ 完全ガイド チェックリスト

    ✅ 長湯温泉は世界屈指の天然炭酸泉が湧く、大分・竹田市の温泉地
    ✅ ラムネ温泉館(500円)で炭酸泉体験。シャンプー類は持参を
    ✅ 32℃の露天と42℃の内湯を交互に入ると温浴効果が高まる
    ✅ 飲泉所で温泉水を飲む体験も忘れずに
    ✅ 芹川沿いの散策でのんびりと温泉街の雰囲気を楽しむ
    ✅ ガニ湯(無料・混浴・水着推奨)で野趣満点の露天風呂体験
    ✅ 食事処せり川でエノハ御膳・だんご汁などの地元グルメをランチで
    ✅ 湯上がりにラムネ温泉館の炭酸サイダーをゴクリ
    ✅ 余裕があれば岡城跡や慈恩の滝も立ち寄ろう
    ✅ 平日訪問で混雑を避け、ゆったり楽しむのがベスト

芹川沿いを歩けば、都会のざわめきがすっとほどけていく——それが長湯温泉の一番の魅力かもしれません。日帰りでも十分満喫できますが、一泊してゆっくり湯治気分を味わうと、その良さがさらに深く染み込んできます。

ぜひこの記事を片手に、長湯温泉の散策とグルメを心ゆくまでお楽しみください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!