東京深川行政書士事務所
はじめに
「こんなこと、いったい誰に相談すればいいのだろう」——そんな戸惑いを抱えたまま、当事務所のページにたどり着かれた方へ。
お金の貸し借りをめぐる行き違い、男女間の約束やもつれ、家族との間に生まれた距離。あるいは、ある日突然使えなくなってしまったSNSアカウント。人にはなかなか打ち明けられない悩みほど、どこへ持っていけばよいのか分からず、一人で抱え込んでしまいがちです。誰かに話せば楽になると分かっていても、「弁護士に頼むほどのことでもない気がする」「そもそも法律の話なのかどうかも分からない」と、最初の一歩をためらってしまう。そんなお気持ちは、これまで数多くのご相談に接してきた私たちが、誰よりもよく理解しているつもりです。
東京深川行政書士事務所は、内容証明郵便・公正証書・契約書の作成を軸に、そうした「日常の中の法的トラブル」に一つひとつ向き合ってきた事務所です。2022年3月の開業以来、全国各地から毎月およそ100件のご相談をいただき、開業から4年あまりで、のべ5,000件を超えるご相談に対応してまいりました。件数を誇りたいわけではありません。ただ、これだけの数の「困りごと」に触れてきた経験の厚みが、初めてご相談くださる方の不安を受け止める土台になっていると、私たちは考えています。
主な取扱業務
弊所は、主に以下の業務を行なっております。
このように、個人の方の切実なお悩みから、事業者の方の許認可・企業法務まで、幅広くお引き受けしているのが当事務所の特徴です。堅い手続きの話も、人には言いにくい繊細な悩みも、同じ一つの窓口でご相談いただけます。中でも、特に多くのご相談をお寄せいただいているのが、内容証明郵便、SNSアカウントの凍結、そして絶縁状に関するご相談です。以下、それぞれについてご紹介します。
内容証明郵便——「本気」を、正しく伝えるために
私たちが最も多く扱ってきたのが、内容証明郵便の作成に関するご相談です。貸したお金が返ってこない、交際関係のトラブルで慰謝料や約束の履行を求めたい、相手からの一方的な連絡を止めたい——こうした場面で、内容証明郵便は「こちらは本気であり、事態を正確に記録している」という意思を、相手にはっきりと伝える手段になります。
ただ、内容証明は書けば効く魔法の手紙ではありません。同じ「お金を返してほしい」という一通でも、相手との関係性、これまでの経緯、そしてご相談者が最終的に何を望んでいるかによって、書くべき言葉も、送るべきかどうかの判断も変わってきます。強く出るべき場面もあれば、あえて柔らかく退路を残すべき場面もあります。私たちは、まずお話をじっくり伺うことから始めます。何を望み、何を避けたいのか。そこが定まって初めて、最も効果的な一手が見えてくるからです。
友人に貸した30万円が一年以上返済されず、催促するたびにはぐらかされていたケース。感情的なやり取りを一度リセットし、事実と返済期限を淡々と記した内容証明を送付したところ、期日内に全額が返済され、関係の悪化も最小限に抑えられました。
交際相手からの度重なる連絡に悩まされていたケース。今後の連絡を控えるよう毅然と、かつ相手を過度に刺激しない文面を整えて送付。その後、連絡はぴたりと止みました。
あえて内容証明を「送らない」ことを選んだケースもあります。送付すれば関係が決定的に壊れると判断し、別のアプローチをご提案した結果、円満な話し合いによる解決に至りました。
なお、財産犯や各種業法違反、男女問題が絡む事案では、内容証明にとどまらず、刑事告訴手続まで見据えた対応が必要になることもあります。当事務所はそうした局面にも対応しておりますので、状況に応じて最適な手段をご提案します。
内容証明郵便のより詳しいサービス内容や料金、対応事例については、専門ページをご覧ください。
SNSアカウントの凍結・凍結解除支援
近年、特にご相談が急増しているのが、X(旧Twitter)をはじめとするSNSアカウントの凍結に関するご相談です。ある日突然アカウントが使えなくなり、収入源やお客様とのつながり、大切に育ててきた発信の場を失ってしまう——本人には心当たりがないケースも少なくありません。「どこに問い合わせればいいのか」「そもそも復旧できるのか」と途方に暮れ、当事務所にたどり着かれる方が後を絶ちません。
私たちは、凍結に至った経緯の整理から、運営元への異議申立て文面の作成支援まで、状況に応じたサポートを行っています。凍結の理由はケースごとに異なり、画一的なテンプレートで対応できるものではありません。だからこそ、これまで積み重ねてきた対応事例をもとに、個々の状況に即した文面と手順をご提案しています。もちろん復旧を保証できるものではありませんが、感情的な訴えではなく、事実と論理に基づいた冷静な申立てが、状況を動かす確度を高めることを、数多くの事例が示しています。
突然アカウントが凍結され、異議申立てを送っても定型的な自動返信しか返ってこなかったケース。凍結の原因を丁寧に切り分けたうえで、規約のどの条項との関係が問題になっているかを整理し、論点を明確にした申立て文面を作成。粘り強く申立てを重ねた結果、復旧に至りました。
事業用アカウントを凍結され、日々の売上に直結する状況で焦っておられたケース。まず現状を冷静に整理し、やるべきこととやってはいけないこと(複数アカウント作成など、状況を悪化させる行動)を明確にお伝えしたうえで、申立てをサポートしました。
SNSが生活や事業に深く結びついた今、この分野を法的サポートの対象として正面から扱う事務所は、まだ多くありません。だからこそ、私たちは力を入れて取り組んでいます。
具体的なサポート内容や実績は、専門サイトに詳しくまとめています。
絶縁状——人間関係に区切りをつけるために
もう一つ、当事務所が大切にしているのが、絶縁状の作成に関するご相談です。これは、家族や親族、あるいは長年つき合ってきた相手との関係に、はっきりとした区切りをつけたいという方に向けたサービスです。
「もう関わりたくない」「今後いっさい連絡をしてこないでほしい」——そう願うに至るまでには、言葉にしきれない長い経緯があります。金銭の無心が続く、精神的に追い詰められる、境界線を越えた干渉が止まらない。そうした関係から自分自身と大切な家族を守るために、書面という形で意思を明確に伝えることには、大きな意味があります。感情のままに送りつける手紙とは違い、行政書士が関与して整えた文面は、冷静さと毅然とした姿勢を相手に伝え、後々の無用なトラブルを避ける助けにもなります。
親族から繰り返し金銭の無心を受け、断っても関係を理由に押し切られ続けていたケース。今後いっさいの金銭要求と接触に応じない意思を、明確かつ冷静な文面で通知。以降、要求はやみ、ご相談者は精神的な平穏を取り戻されました。
過去の人間関係を断ち切りたいが、直接連絡を取ると相手を刺激してしまうと悩んでおられたケース。第三者である行政書士が整えた書面という「形式」を用いることで、感情的な応酬を避けながら、明確な区切りを伝えることができました。
絶縁状は、単なる「縁切りの手紙」ではありません。ご相談者がこれまで耐えてきた苦しさに寄り添いながら、これから先を穏やかに生きていくための、けじめの一通です。私たちは、その一通に込められる思いの重さを理解したうえで、言葉を選び、文面を組み立てています。多くの方が「送ってようやく前に進めた」と振り返ってくださること——それが、この仕事を続ける理由の一つになっています。
サービスの詳細や、より多くの事例については、絶縁状専門ページをご覧ください。
AIを味方につけた、速く、確かな対応
当事務所のもう一つの特色は、AI技術への深い理解と、それを実務へ積極的に活かす姿勢にあります。AIを活用した法務リサーチや文書作成支援によって、調査のスピードと網羅性を高め、お急ぎの案件や、複数の論点が絡み合う複雑なケースにも、迅速に対応できる体制を整えています。かつては何時間もかかっていた判例・条文の確認や、類似事例の洗い出しを効率化することで、その分の時間を、ご相談者一人ひとりのお話に耳を傾けることに充てられるようになりました。
ただし、ここで誤解のないようお伝えしておきたいことがあります。私たちはAIに判断を委ねているわけではありません。AIはあくまで、調査と下準備を助けてくれる道具です。最終的な文面の一言一句、そしてどう対応すべきかという判断には、行政書士が責任を持って向き合っています。速さと正確さ、そして人としての温かみ。そのどれも手放さないために、私たちは新しい技術と専門家の目を、両輪として使いこなしています。
チームで解決にあたれる、心強い体制
行政書士だけでは対応しきれない場面も、現実には存在します。訴訟が必要になる局面、登記が絡む手続き——そうしたときにこそ、当事務所の連携体制が力を発揮します。同じフロアには司法書士・弁護士の事務所も併設されており、案件の内容に応じて複数の専門家がスムーズに情報を共有し、チームとして解決にあたることができます。
「行政書士に相談したものの、途中で別の専門家を一から探し直すことになった」——そんな二度手間や、たらい回しの不安を感じていただかなくて済むよう、必要な場面では的確に橋渡しをいたします。窓口は一つでありながら、その奥には複数の専門家が控えている。この安心感こそ、当事務所ならではの強みだと自負しています。
広がる信頼の輪
おかげさまで、ご紹介によるご相談も年々増えております。過去にご依頼くださった方が別の悩みで再びお声がけくださったり、そのご友人やご家族を紹介してくださったり。広告ではなく、実際に対応を経験された方の口コミによってご縁がつながっていくことは、私たちにとって何よりの評価だと受け止めています。一件ずつ丁寧に向き合ってきた積み重ねが、こうして信頼の輪となって静かに広がっていることを、日々実感しています。
繊細なご相談だからこそ、「この人になら話せる」と感じていただけるかどうかがすべてです。私たちは、法律の専門家である前に、まず一人の相談相手として、あなたの言葉に耳を傾けます。
一人で抱え込む必要は、ありません。
トラブルは、平日の日中だけに起こるとは限りません。夜、一人になって不安が押し寄せてくる。週末に相手から思いがけない連絡が届く。そうした「今すぐ誰かに聞いてほしい」という瞬間に応えられるよう、当事務所は年中無休・柔軟な対応体制を整えています。「夜間でも相談できて助かった」「困ったら、まずぱんだ事務所に聞いてみよう」——そう言っていただけることが、私たちの何よりの励みです。
刑事告訴手続、行政手続法に関する対応、企業法務、住宅宿泊事業法・旅館業をはじめとする許認可、そして内容証明郵便・契約書・公正証書・SNSアカウントの凍結解除・絶縁状の作成。扱う分野は広がってきましたが、その根っこにある思いは、開業の日から一つも変わっていません。困っている方の隣に立ち、一緒に次の一歩を探すこと。ただ、それだけです。
どうぞ、安心してお声がけください。あなたのお話を伺えることを、心よりお待ちしております。