残業代が払われない!未払い賃金を内容証明で請求する手順【例文あり】

「毎日残業しているのに、残業代が一切つかない…」
「退職したのに、最後の給料が支払われない」
「会社に言っても取り合ってもらえず、どうすればいいか分からない」

そんな悔しい思いをしていませんか。あなたが働いた分の賃金は、法律で守られた当然の権利です。会社が「うちは残業代は出ない」と言っても、それが通用するとは限りません。そして、口頭で言っても払ってもらえない場合は、内容証明郵便で正式に請求することで状況が動くことがあります。

この記事では、未払い賃金の基本から、請求の前に準備すべき証拠、内容証明での請求の進め方までをわかりやすく解説します。「あきらめたくない」という方は、ぜひ最後までお読みください。

▶ LINEで無料相談する

「これは請求できる?」という確認から、お気軽にどうぞ。

残業代・給料は支払われて当然の権利です

労働基準法では、働いた時間に対して賃金を支払うことが義務づけられています。法定労働時間(原則1日8時間・週40時間)を超えて働いた分には、割増賃金(残業代)が発生します。会社の「残業代は給料に含まれている」「固定残業代だから」という説明が、必ずしも正しいとは限りません。

割増率の目安

働いた時間 割増率の目安
時間外労働(法定時間を超える残業) 25%以上
深夜労働(22時〜翌5時) 25%以上
休日労働(法定休日) 35%以上

請求には「時効」がある

未払い賃金を請求できる権利にも時効があります。現在は、賃金の支払日から当面の間3年とされています(将来的に延長の議論があります)。時間が経つほど請求できる範囲が狭くなるため、気づいたら早めに動くことが大切です。

⚠ 時効を一時的に止める効果も
内容証明で請求(催告)すると、その時点から一定期間、時効の完成を一時的に止める効果があります。「もうすぐ3年が経ってしまう」という場合、まず内容証明を出しておくことが重要になります。

請求の前に!集めておくべき「証拠」

未払い賃金を請求するうえで最も大切なのが「働いた時間を証明する証拠」です。会社は「そんなに残業していない」と反論してくることがあるため、できる限り記録を集めておきましょう。

  • タイムカード・勤怠記録・入退室の記録
  • 業務上のメール・チャットの送受信時刻
  • パソコンのログイン・ログオフの記録
  • 自分でつけた業務日報・手帳のメモ
  • 給与明細・雇用契約書・就業規則

在職中であれば、退職前に手元にコピーを残しておくと安心です。証拠が多いほど、請求がスムーズに進みます。

📋 「どんな証拠が必要?」「いくら請求できる?」という疑問はありませんか?

▶ LINEで状況を相談する

あなたの勤務状況をお聞きして、進め方をご案内します。

内容証明で未払い賃金を請求する流れ

  1. 勤務記録などから未払い額を計算する
  2. 請求金額・根拠・支払期限を明記した内容証明を作成する
  3. 会社へ配達証明付きで発送する
  4. 会社が応じない場合は、労働基準監督署への申告・労働審判・訴訟などを検討する

内容証明を送ることで、「会社が本気で対応せざるを得なくなる」という効果が期待できます。多くの会社は、正式な書面が届いた段階で支払いや話し合いに応じます。

未払い賃金の請求は専門家のサポートを

行政書士は、権利義務に関する書類作成の専門家として、未払い賃金の請求書(内容証明)の作成をお手伝いできます。次のような方は、ぜひご相談ください。

  • 未払い額の計算や、請求書の書き方が分からない
  • 会社に毅然とした書面で意思を示したい
  • 時効が迫っていて、まず請求を出しておきたい

📌 こじれた場合は専門家をご紹介します
会社との交渉が難航したり、訴訟・労働審判が必要になる場合は、提携する弁護士をご案内できます。また、労働基準監督署への相談という方法もあります。まずは「何から始めればいいか」をご相談ください。

未払い賃金請求書の記載例

請求書には、「いつの分の、何の賃金を、いくら請求するのか」を具体的に書くことが大切です。次の記載例を参考にしてください。

未払い賃金請求書

私は、貴社において令和○年○月○日から勤務してまいりましたが、下記のとおり賃金(残業代を含む)が支払われておりません。

未払い期間 令和○年○月分 〜 令和○年○月分

未払い金額 金○○○,○○○円(内訳は別紙のとおり)

つきましては、上記金額を本書面到達後2週間以内に下記口座へお支払いください。お支払いいただけない場合は、労働基準監督署への申告や法的手続きを検討いたします。

令和○年○月○日

住所 ○○県○○市○○町○-○-○

氏名 ○○ ○○ ㊞

金額の根拠(何月に何時間の残業があったか、割増率の計算)は、別紙の明細として添えると説得力が増します。タイムカードや勤務記録をもとに整理しておきましょう。

支払ってもらえないときの選択肢

内容証明で請求しても会社が応じない場合は、次のような手段があります。

手段 特徴
労働基準監督署への申告 行政の力で会社に是正を促してもらえる。費用はかからない
あっせん・労働審判 第三者を交えて話し合いで解決を図る手続き
訴訟(裁判) 最終手段。弁護士に依頼して争う

まずは内容証明での請求が第一歩です。これにより会社が支払いに応じるケースも多く、応じない場合でも「きちんと請求した」という記録が、その後の手続きで生きてきます。

よくある質問(FAQ)

Q. すでに退職していますが、残業代を請求できますか?

はい、退職後でも時効にかかっていなければ請求できます。むしろ在職中より動きやすいという方も多いです。早めに証拠を確保しておきましょう。

Q. タイムカードがありません。それでも請求できますか?

タイムカードがなくても、業務日報・メールの送信時刻・入退館記録・手帳のメモなど、勤務の実態を示す記録があれば請求できる可能性があります。どんな記録が使えるか、一緒に確認しましょう。

Q. 「みなし残業(固定残業代)」だから払えないと言われました。

固定残業代が設定されていても、その時間を超えた分は追加で支払われるべきです。制度そのものが要件を満たしていない場合は、無効と判断されることもあります。

Q. 会社に知られず準備を進めたいのですが?

まずは証拠の整理と方針づくりから、こっそり進めることができます。LINEでのご相談なら、周囲を気にせず連絡いただけます。

まとめ|働いた分は、堂々と請求しましょう

  • 残業代・給料は法律で守られた権利
  • 請求には時効(当面3年)があるため早めに
  • 勤務時間を示す証拠集めが重要
  • 内容証明での請求で会社が動くことが多い

「言ってもムダ」とあきらめる前に、まずは正しい手順を知ることが大切です。あなたが汗を流して働いた分のお金は、受け取って当然のものです。一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。状況をお聞きして、最適な進め方をご案内します。

未払い賃金のお悩み、まずはLINEで

▶ LINEで無料相談する

友だち追加 → メッセージを送るだけ。秘密は守ります。